ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

秋田県にある大潟(おおがた)村。人口およそ3000の農村です。一番多く作られているのがお米です。お米の収穫量(しゅうかくりょう)は秋田県全体のおよそ10分の一を占めます。ここにはかつて琵琶湖(びわこ)の次に大きな「八郎潟(はちろうがた)」という湖がありました。国は戦後(せんご)、食りょうをふやすため、湖の水をぬいて農地にし「日本のモデル農村にする」ことにしました。工事には12年の長い年月がかかりました。こうしてできた大がた村は1戸あたりの田んぼの面積(めんせき)がおよそ18ヘクタールと大規模(だいきぼ)です。冬は雪が多く農業にてきさないため、秋田県では、夏場の米作りに力を入れてきました。「あきたこまち」など新しいブランド米を作る品種改良(ひんしゅかいりょう)にも力を入れ、生産量が日本で第3位の米どころとなっています。

秋田県の農業 大潟村
米作りが盛んな秋田県。八郎潟という湖を埋め立てて作られたのが、大潟村です。広い土地を利用した大規模農業が盛んです。