ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

ここは、苫小牧(とまこまい)にある製紙工場です。世界でも有数の大きさで、日本の新聞用紙の30%近くをここで生産しています。北海道は、紙の原料となる木と水が豊富です。そのため100年近くも前から、紙の生産が行なわれてきました。材料になるのは、チップと呼ばれる木材を細かく切ったもの。このチップから、繊維を取り出して、紙を作ります。出来上がった新聞用の紙は、大きなロール状にして、印刷工場などへ運ばれます。長いものでは、2万メートル。このロール1つで7000部もの新聞を作ることができます。

北海道の工業 製紙
苫小牧にある製紙工場では日本の新聞用紙の30%を生産しています。紙の原料となる木と水が豊富なため北海道では百年前から盛んです。