ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

日本一大きなうず潮で知られる徳島県徳島県は鳴門市を中心に養殖ワカメの生産が盛んです。生産量は年間およそ五千トン。宮城県、岩手県に次いで全国三位です。ここでとれるワカメは「鳴門ワカメ」と呼ばれます。海の栄養分がうず潮によってかき混ぜられワカメに届くので、厚みが出て歯ごたえが良くなります。ワカメの収穫は二月から五月にかけて行われます。二メートルほどに育ったワカメを次々と刈り取ります。刈り取ったワカメは港の大きな窯で素早くゆでられ、鮮やかな緑色になります。地元では、たっぷりわかめを入れたワカメ汁が、定番の味になっています。

徳島県の漁業 ワカメ
鳴門市は年間5千トンの生産を誇る全国有数のワカメの産地です。豊かな栄養分を含んだ潮の流れのおかげで、幅の広い風味豊かなワカメが育ちます。
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