ねらい

キングジョージ島の様子がわかる。大気汚染が少ない南極は大気の観測に適していることに気づき、二酸化炭素量が急激に増えていることに関心を持つ。

内容

9つの国の基地が建ち並ぶキングジョージ島。南米からも近く、気候も比較的穏やかなため基地が沢山作られました。その中のひとつ。チリのエドワールド・フレイ基地。作られてから30年以上になります。この基地には銀行があります。こちらは小学校。チリの基地では、家族で滞在している人が少なくありません。海岸には基地で暮らす、家族と子どもたちがいました。学校が休みの日には、ボートに乗って遊びにいくこともあります。こちらは、同じキングジョージ島にあるアルゼンチンのジュワニー基地です。ここでは、主に大気の観測を行っています。南極は大気汚染が少ないため、大気の成分のわずかな変化も観測できるのです。様々な観測の結果、南極でも近年、大気中の二酸化炭素の量が急激に増加していることが観測されました。キングジョージ島の基地から今も様々なデータが上がり続けているのです。

基地の島 キングジョージ島
南米から近く、気候も比較的穏やかなキングジョージ島には9つの国の基地があります。銀行や小学校もあるチリの基地、アルゼンチンの基地を紹介します。