ねらい

地域の特性を生かした効率的な農法を知ることができる。早場米ならではの苗作りに必要なポット苗、株分けなど農家がどのように工夫しているかわかる。

内容

鹿児島県の種子島です。台風が多くやってくる8月までに稲を収穫するために、3月半ばから田植えが始まります。春が早いとはいえ、まだ寒さが残る時期の田植えです。苗づくりにはことのほか気をつかいます。丈夫な苗を育てるために、いろいろな工夫があります。これはポット苗と呼ばれています。普通の育苗箱の苗と比べてみましょう。ポットに入れた苗は、株ごとに分かれて育ちます。育苗箱では、苗の根が絡み合ってしまうこともありますが、ポット苗ではそれも防ぐことができます。また、普通は左の写真のように葉が2枚になると田植えをします。

種子島の米作りの工夫
鹿児島県の種子島では台風がやってくる前に稲を収穫するために、3月半ばから田植えを始めます。まだ寒さが残る時期の、苗づくりの工夫を紹介します。