ねらい

気温が低く花粉ができないと冷害になり米が消費者に届かなくなることがわかる。稲の生育環境を知り成長には日光や気温が必要であることがわかる。

内容

稲はもともと熱くて雨が多い地域で育つ植物です。そのため気温が低く日でりが少ないと成長に影響がでます。特に茎の中で穂が育つ時期に、気温が15度から17度ぐらいしか上がらないと花粉ができずに実を結ばないことがあります。これが冷害です。最近では1993年に日本中が大冷害にみまわれ、お米が不作となりました。そのため各地でお米が品切れとなり、消費者の手に入りにくくなってしまいました。

稲と冷害
本来、高温多湿の地域で育つ稲は、穂が育つ時期に気温の低い状態が続くと実を結ばないことがあります。これが、暮らしにも影響の大きい「冷害」です。
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