ねらい

バケツ稲の材料や育て方の手順が詳しくわかる。子どもが実践する際の参考資料となるだけでなく、おこめ学習のまとめの資料として使うことができる。

内容

バケツで手軽に稲が育てられます。用意するものは、種もみ、黒土などの土、そして肥料です。まず中身がつまっているよい種もみを水に1週間くらい浸します。芽と根が生えてきたら、バケツに土を入れます。肥料を少しづつ混ぜながら入れていきます。土の量はふちから約5cmまでにします。表面をならして種もみをまきます。種もみ同士がくっつかないようにするのが大切です。植える深さは、種もみが2つ分くらい下。そして土の表面が浸るくらいまで水を入れます。10日程たつと葉が3、4枚になります。茎が太くて丈夫な苗を3、4本選んで、中央に移しかえ、あとは取り除きます。新しい茎がわかれ始めてきたら、中干しをします。水をぬくことで、土の中の酸素が蓄えられ稲が元気になります。5日ほどしたら再び水を2、3cmの深さまで入れます。穂が黄色くなり垂れさがったら収穫です。水をやるのをやめて10日ほどしたら、根元の部分をハサミで切ります。

バケツ稲の育て方
バケツで手軽に稲を育てる方法を解説します。土と肥料を入れたバケツに、芽と根が出てきた種もみをまき、苗の間引き、中干し、収穫の手順を紹介します。