ねらい

四万十川のウナギ漁について知る。ウナギの生態に興味・関心を持ち、川の恵みやはえ縄漁をして暮らしてきた人々の生活について考えることができる。

内容

四万十川にはウナギがたくさん住んでいます。ウナギのはえ縄漁に挑戦しました。70メートルの長い縄におよそ50個の針をつけ、エサのエビをつけます。舟で川に出て、はえ縄を落としていきます。ウナギのいそうな場所に大好物のエビを仕掛けるのです。はえ縄を仕掛け終わりました。あとは一晩待つだけです。次の朝。いよいよはえ縄をあげます。おなかが黄色いウナギ。正真正銘、四万十川の天然のウナギです。こんな漁のしかたもあります。わなを沈めてとる「コロバシ漁」です。木の箱に、エサとなるエビを入れます。この箱を、水の中に沈めて一晩おきます。翌朝、しかけておいた箱を引き上げます。ひとつの箱に、何匹ものウナギが入っていることもあります。ありがたい、川の恵みです。

四万十川のウナギ漁
ウナギがたくさん住んでいる四万十川では、いろいろな方法でウナギを獲っています。はえ縄を使う漁や、「コロバシ漁」という、わなでとる漁があります。
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