ねらい

アユのたん生と成長の過程がわかる。アユは川と海を命がけで旅しながら成長する魚であることを知りアユの生態について興味・関心を持つことができる。

内容

アユは、秋になると、いっせいに川を下ります。下流の浅瀬に集まって、飛び跳ねるようにしながら卵を産みます。石の上に生みつけられたアユの卵です。卵は、およそ2週間で孵化します。新しい命の誕生です。大きさはおよそ5ミリメートル。このあと川を下って、冬の間はあたたかい海で過ごします。春。4センチほどに成長したアユは、海から川に帰ります。急な流れをさかのぼり、障害物も必死で乗り越えます。子どものアユにとっては命がけの旅です。川の中流に着いたら、石についているコケを食べて成長し、20センチから30センチになります。

アユのたん生と成長
アユは秋になると川を下り、下流の浅瀬に卵を産みます。孵化した稚魚は川を下り、冬の間は暖かい海で過ごします。春、若アユは川の中流へ帰ってきます。
関連キーワード:
アユ産卵孵化カワ