ねらい

都会の川の特徴や堤防の役割について知ることができる。身近な川や様々な地域の川に目を向け、人々のくらしと川の関係に関心を持つことができる。

内容

都市を流れる川では、すぐそばまで建物があるため、洪水から人々を守ることが川づくりの第一の目的になります。そのため、コンクリートの高い堤防が作られることが多くなります。川の水が増えても、あふれて来ないようにするのが、堤防の役割です。都市は大雨に弱いという特徴があります。アスファルトで固められた地面は雨水を吸収することができないため、まとまった雨が降ると行き場のない水はすぐに川に流れ込み、川を一気に増水させます。増水した流れの勢いで、大きな被害が出ることがあります。そのため、高くて頑丈な堤防が必要なところがあるのです。都市によく見られる川づくりの特徴のひとつです。

都市の川づくり
都市のアスファルトの地面は雨水を吸収しないため、まとまった雨はすぐに川に流れ込んで増水させます。そのため、高くて頑丈な堤防が必要になります。
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