ねらい

マリ共和国の魚を使った米料理を知ることができる。調理方法や食材の違いだけでなく、食事のマナーなど、国によって異なることを知ることができる。

内容

西アフリカのマリ共和国。ニジェール川流域の湿地帯では稲作が盛んです。ボソ族は、ニジェール川で獲った魚と米で、ニョーホーと呼ぶ料理を作ります。魚を煮ている鍋に、調味料を入れて味付けします。調味料は木の実や唐辛子(とうがらし)、それにほした玉ねぎを、混ぜたものです。何度も水をたして、米を炊きます。余った汁は、魚の鍋に入れます。栄養を無駄にしないためです。最後に塩を加えます。炊き上がった米に魚と煮汁をかけます。料理の名前、ニョーホーの、ニョーは魚、ホーは炊いた米のことです。右手だけを使うのが、ボソ族の食事の作法です。

マリ共和国 魚の煮汁ご飯
西アフリカのマリ共和国。ニジェール川流域の湿地帯では稲作が盛んです。川で獲った魚の煮汁を米にかけて食べる、ニョーホーという料理を紹介します。