ねらい

中国の雲南省で食べられているいろいろな米料理が紹介されている。米を麺やお菓子に加工するなど日本とは違った米食文化に目を向けることができる。

内容

米作りの歴史が長い、中国の雲南省には、さまざまな米と米料理があります。ミャンマーやラオスとの国境に近い、景洪(けいこう)の街の市場には米の加工品や料理が並んでいます。米の粉から作った生の麺は、米線(ミィシェン)と呼ばれています。ミィシェンはゆでて、スープが入ったどんぶりに、肉や野菜も入れて食べます。ババロアのようなお菓子もあります。米を粉にして、砂糖を入れて煮たものです。日本では主に白いお米を食べていますが、雲南では、色がついたお米も普通に売られています。紫米(ズゥミー)は、赤米(あかまい)のおこわです。白いお米でも、ジャポニカ種、インディカ種、また、うるち米にもち米、バラエティ豊かなお米が、ふだんから食べられています。

中国の雲南省 いろいろな米料理
水田稲作発祥の地とされる中国雲南省には、さまざまな米と米料理があります。市場では米の粉から作った麺やお菓子、赤米や紫米などが売られています。