ねらい

とちもち作りの様子をしることができる。とちもちが飢饉をしのぐための大切な食べ物だったことを知り、昔の人の生活の知恵に関心を持つことができる。

内容

もち米に、栗、よもぎ、大豆などを混ぜてつくるもちがあります。山でとれる実る栃(とち)の実をいれる「とちもち」も、昔から作られてきました。とちもち作りは、まず栃の実の皮むきから始まります。何度も湯につけて、あく抜きをした栃の実を蒸し器に並べ、その上にもち米を入れます。もち米の上にも栃の実を2、3個置きます。蒸し具合を見るためです。そして、蒸します。蒸しあがるともちつきです。もちが栃の実の色に染まりました。とちもちは昔、飢饉をしのぐための大切な食べ物でした。

とちもち
もち米に、栗、よもぎ、大豆などを混ぜて作る餅があります。栃の実を入れる栃餅もその一つ。飢饉をしのぐための大切な食べものだった栃餅の作り方です。