ねらい

メダカの産卵からふ化までの過程がわかる。卵が身体になる部分と養分からできており、メダカの稚魚が卵の中の養分で育っていくことに気づく。

内容

たんぼに水が引き込まれる春、メダカ達は産卵の時期を迎えます。稲の根本などに、たくさんの卵を産みつけていきます。卵には、受精直後から変化が起こります。卵はメダカの身体になる部分と育つための養分からできています。身体のもとになる部分が白い筋になってみえてきました。受精してから3日たつと頭の両側に目ができてきました。5日め、目が黒くはっきりしてきました。心臓も動き始めています。7日め、卵の中に魚の形がほとんどできあがっています。心臓も力強く血液を押し出しています。9日め、ずいぶん大きくなりました。卵の養分だけで、ここまで育ったのです。メダカの赤ちゃんの誕生です。

メダカのふ化
春、水の張られた田んぼの中で、メダカは稲の根元などにたくさんの卵を産みつけていきます。受精から9日ほどで孵化する受精卵の成長を追っていきます。