ねらい

畳の作り方を知ることができる。その材料が稲ワラであることから稲作の副産物を余すことなく利用した生活の工夫に気づくことができる。

内容

日本の住宅に欠かせない畳。その主な材料は稲ワラです。ワラは、稲を脱穀(だっこく)した後に残る茎と葉です。収穫が終わった田んぼで乾燥させます。大量のワラをおしつぶして、固めて、畳の形にします。これが畳床(たたみどこ)です。ワラで作った畳床に、イグサを使った畳表(たたみおもて)を縫い合わせて完成です。畳は外国にはない、日本独特の敷物です。

稲ワラで作る畳
日本の住宅に欠かせない畳の主な材料は、稲ワラです。稲を脱穀したあとに残る茎と葉を乾燥させたワラを固めて畳床にし、イグサで畳表を縫い合わせます。