ねらい

二酸化炭素が原因で地球の平均気温が上がっていくという温室効果の仕組みがわかり、温室効果を防ぐため二酸化炭素を増やさないことが必要だとわかる。

内容

この100年間で地球の平均気温は15度から15.6度に上昇しました。地球が温かくなるのは、石油や石炭が燃えて出てくる二酸化炭素が原因だと考えられています。二酸化炭素が増えるとなぜ、地球は温かくなるのでしょうか?地球の表面は太陽の光で温められています。温まった地球からは目に見えない赤外線が放出されます。大気中の二酸化炭素はこの赤外線が宇宙に逃げるのを妨げます。大気中に漂う二酸化炭素に赤外線が当たると、それを吸収して熱を持ちます。宇宙に熱が逃げない分だけ、地球が温まっていくのです。二酸化炭素が増えれば増えるほど、地球は暑くなっていきます。この現象を温室効果といいます。二酸化炭素は石油や石炭などを燃やすと増えつづけます。

温室効果と二酸化炭素
地球の温暖化は、大気中の二酸化炭素の増加のせいだと考えられています。大気中の二酸化炭素と温暖化の関係を解明する、温室効果の仕組みを説明します。