ねらい

実験から、地球温暖化の原因の二酸化炭素は燃焼時に発生することがわかり、大気には少量しかない二酸化炭素が増えている理由を考えることができる。

内容

地球温暖化の大きな原因、二酸化炭素。二酸化炭素は地球の大気にはごくわずかしか含まれていません。その割合はわずか0.037%です。二酸化炭素は物を燃やすと発生します。気体検知管を使って、物を燃やしたときの二酸化炭素の濃度を計ってみます。ガラス管の中の白い部分が紫色に変化し、二酸化炭素の濃度が分かります。まず紙を燃やし、フタをします。火が消えたのを確かめてから、中の気体を吸い込みます。二酸化炭素の濃度は7パーセント近く、200倍に増えました。

燃焼による二酸化炭素の発生
地球温暖化の大きな原因とされる二酸化炭素は、石油や石炭などを燃やすと発生します。物を燃やすと空気中の二酸化炭素が増えることを実験で確かめます。