ねらい

雨が降る仕組について知る。雲の粒が集まって雨の粒になり雨が降ることから雲と雨との関わりに興味関心を持つことができる。

内容

雨は雲の粒が集まって大きくなったものです。その雨が降る仕組みを見てみましょう。湿った空気が上昇気流にのると、雲になります。その中には大変小さな無数の雲の粒が集まっています。その雲の粒がぶつかりながら大きくなると、上昇気流では支えきれなくなり、雨となって落ちるのです。水滴を大きくする実験をしてみました。お湯の入ったビーカーをラップフィルムで覆って観察します。ビーカーの中の水蒸気によって、ラップフィルムにしずくができ、それが集まって、段々大きな水滴になっていくのが分かります。次に実際の雲の粒と雨の粒の大きさを比べてみました。雲の粒は直径およそ0.01mm。それに対して雨の粒はその百倍、直径およそ1mmです。

雨の降るしくみ
雨は雲の粒が集まって大きくなり、上昇気流では支えきれなくなって落ちてきたものです。雲の粒の直径は0.01mm、雨粒はその百倍の大きさがあります。
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