ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

体長6センチほどの「ホタルイカ」です。このホタルイカは、3月から5月ごろにかけて富山県沖の海でよくとれます。ホタルイカの漁は夜行われます。夜になると、ホタルイカが卵を産むために浅いところに移動してくるからです。網にかかったホタルイカの大群は不思議な青白い光を発して輝きます。このホタルイカ漁の神秘的な風景を見ようとたくさんの観光客が、この時期富山湾にやってきます。最盛期には1日20トン近いホタルイカが水揚げされます。ホタルイカは、大変いたみやすい生き物です。そのため、とれたホタルイカはすぐに加工場に運ばれます。そして、高温のお湯で一気にゆで上げます。桜色にゆで上がったホタルイカは、すぐに箱に詰められ全国に出荷されます。

富山県の漁業 ホタルイカ
3月~5月にかけて富山県沖ではホタルイカ漁が盛んです。最盛期には1日に20トン近いホタルイカが水揚げされます。