ねらい

ゴーヤについて知ることができる。沖縄の代表的な野菜の一つであることを知り、ゴーヤに含まれる豊かな栄養が人々の健康を支えていることに気づく。

内容

沖縄本島から400km離れた石垣島です。年間平均気温は24度、湿度も80%近くあります。沖縄には、昔から暑さからくる夏バテを防ぐために食べてきた野菜があります。ゴーヤーです。気温が高く夏場に採れる野菜が少ない沖縄、しかしゴーヤーは暑い夏場が旬の野菜です。16世紀頃に沖縄に伝わったといわれています。江戸時代の書物には、味は苦いが熱を除き疲れをとるので、夏は毎日食べると良い、と記されています。ゴーヤーに含まれる成分が食欲増進を促し、豊富なビタミンCが疲労回復を助けます。沖縄の人たちはゴーヤーをいろいろな料理にして食べてきました。代表的な料理はゴーヤーチャンプルーです。ゴーヤーを豆腐や豚肉などと炒め、溶き卵で仕上げます。沖縄ではゴーヤーを具にしたハンバーガーも売られています。ゴーヤーのジュースや、シャーベットもあります。昔も今も、ゴーヤーは沖縄の人たちの食生活に欠かせない野菜なのです。

沖縄の夏野菜 ゴーヤー
ゴーヤーは、沖縄で夏に採れる数少ない野菜です。食欲増進を促す成分を含み、豊富なビタミンCが疲労回復を助けるので、昔から広く食べられてきました。