ねらい

エネルギー資源の中で一番多く使われている化石燃料について知る。化石燃料が、長い歴史の中でどのようにしてできたものかがわかる。

内容

エネルギー資源の中でわたしたちが一番多く使っているのが石油や、石炭、天然ガスといった、化石燃料と呼ばれるものです。化石燃料の一つ、石炭。その起源はおよそ3億年前にさかのぼります。当時、地球上を覆っていた巨大なシダ植物などが大量に地下に埋まり、長い時間をかけて石炭となったのです。石油や天然ガスの起源は、恐竜が生きていた頃、およそ1億9千万年前といわれています。動物などの死骸が土の中に埋まり、石油や天然ガスになったのです。こうした化石燃料は、地球が長い時間をかけて作り上げた、大切な資源なのです。

化石燃料とは
エネルギー資源の中で最も多く使われているのが、石油や石炭など、地下から掘り出される化石燃料で、これらは数億年前の植物や動物が変化したものです。