ねらい

水の力を利用して電気を作る水力発電所の仕組について知る。クリーンな発電と呼ばれている水力発電が広く普及しない理由について考えることができる。

内容

高いところから落ちる水の力を利用して電気を生み出すのが水力発電です。水力発電所の仕組みを模型を使って見てみましょう。ダムなどの高いところに貯めた水を、送水管を通して下に落とします。その水の勢いでタービンをまわします。タービンが回転する力で電気を起こします。化石燃料を使わない水力発電は、排出物がほとんどない、クリーンな発電といわれています。しかし降る雨が少ないと発電が出来ないという欠点もあり、日本では、電気の消費量が増える夏場を中心に利用されています。

水力発電のしくみ
高いところから落ちる水の力を利用して電気を生み出すのが、水力発電です。水の勢いでタービンを回して発電する水力発電所のしくみと特徴を見てみます。