ねらい

南極の夏の様子を知ることができる。夏になると雪がとけ多くの動物が餌を求めて集まることなどから、冬と夏の南極の様子が大きく異なることに気づく。

内容

一日中太陽が沈まない南極の夏。わずか1か月あまりのこの季節、生き物が活発に活動をします。アデリーペンギン、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギンたちは子育てに大忙しです。カニクイアザラシなどアザラシの仲間たち、海の王者シャチや、巨大な鯨たちも豊富な餌を求めて南極に集まってきます。また、気温が上がり、雪が溶け出し、その水の流れは小川を作ります。その水分が取り込めるのでコケや地衣類なども成長できるのです。この短い夏の間だけは南極も多くの生き物たちで賑わいます。

南極の夏
南極の夏は1か月あまりしかありません。この時期、ペンギンたちは子育てをし、クジラやアザラシが豊富な餌を求めて集まり、コケや地衣類も生長します。