ねらい

南極は内陸部ほど寒く標高が高くなるにつれて気温も下がっていくことを知り、南極で作業をする人たちの映像から寒さの厳しさがわかる。

内容

南極大陸の沿岸部にある昭和基地で記録された最低気温は、氷点下45.3度です。これは、北海道で記録された最低気温とあまり変わりません。しかし、南極大陸では内陸部に行くほど標高が高くなるため、気温がどんどん下がります。昭和基地から南へ600キロ。ここでの気温は、氷点下60.8度でした。昭和基地より15度も低い記録です。あまりの寒さに、外で作業をしている人のまつげまで凍りついてしまいます。南極で記録された最も低い気温は氷点下89.1度。これは世界で観測された気温のなかで、一番低い記録なのです。

南極は内陸部ほど寒い
南極大陸の沿岸部の最低気温は北海道とあまり変わりませんが、標高が高い内陸部ではもっと低く、世界で最も低いマイナス89.1℃が記録されています。