ねらい

目の細かい合成繊維の綿を使って、微生物が持つ力を引き出すことで、水をきれいにする研究があることを知る。

内容

綿を使って、水をきれいにする研究が、日本大学工学部で行われています。これが実験に使う装置です。目の細かい合成繊維の綿を付けたアクリル板を20枚並べていますこの装置に水を通します。水は画面の右から左に、二時間半かけてゆっくりと流れていきます。このとき、綿の細かい繊維に水の中の微生物が付着します。微生物は綿の中に留まり、水の中のゴミや汚れを食べ、水をきれいにするのです。これは一般的な下水の処理方法と、綿を使って処理をした方法を比較したグラフです。綿を使った方が水の汚れが大幅に低くなっていることが分かります。微生物が持つ力を引き出し、下水をもう一度きれいな水にもどす研究が続けられています。

下水をもう一度きれいな水に
目の細かい合成繊維の綿を使って水をきれいにする研究が行われています。微生物をうまく利用した浄化方法で下水をもう一度きれいな水に戻す研究が続けられています。
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