ねらい

ダイヤモンドダストについて知ることができる。ダイヤモンドダストができる理由を、気温や氷の結晶、太陽の光などと関連付けて考えることができる。

内容

南極では晴れて風がない日、ダイヤモンドダストが見られます。空気中に浮かぶ氷の結晶が、太陽の光を反射して、きらきらと輝く現象です。氷の結晶、氷晶の大きさは0.1ミリもありません。ちょうど鉛筆を輪切りにしたような形で、表面はガラスのようになめらかです。ここに当たった太陽の光の反射が、ダイヤモンドダストの正体です。氷晶は気温がマイナス10度から20度ぐらいになった時、空気中の水蒸気が直接凍りついてできます。南極では一年中、気温が低いので、たびたびダイヤモンドダストが見られます。

ダイヤモンドダスト
南極では晴れて風がない日、ダイヤモンドダストが見られます。空気中に浮かぶ0.1mmにも満たない氷の結晶が、太陽光を反射してきらきらと輝きます。