ねらい

針のように尖っている葉の先の形や、枝の伸び方、育つ場所など、針葉樹林について知ることができる。針葉樹林の様々な特徴に気が付くことができる。

内容

寒さが厳しい北海道中央部。一面に広がっているのは、トドマツやエゾマツなどの森です。葉の先が針のように尖っていることから、針葉樹と呼ばれています。針葉樹林は日本では主に北海道などの寒い地域で見られます。ヒノキは針葉樹を代表する木です。葉の形は細く、雪が降り積もりにくくなっています。木の下のほうを見てみると、枝が真横へ、長く伸びています。葉と葉はお互いに重ならないように、間かくをあけて生えています。効率良く光合成を行うためです。こうして針葉樹は、気温が低い寒い地方や高い山でも、成長することができるのです。

針葉樹林
針葉樹はマツやヒノキなど、葉の先が針のように尖っている木で、寒い地域で見られます。下のほうの枝は横へ長く伸び、太陽の光を効率よく受けられます。