ねらい
地域には生産や販売に関する仕事があり、それらは自分たちの生活を支えていることに気づく。
内容
食用の牛や豚、にわとりなどを育てる畜産(ちくさん)がさかんな鹿児島(かごしま)県。中でも力を入れているのが、黒豚(くろぶた)の飼育です。年間およそ30万頭が出荷されます。鹿児島県で育つ黒豚は、やわらかくうま味があり人気です。大きな特徴(とくちょう)は、鹿児島県特産のさつまいもをふくんだエサをあたえていること。さつまいもを食べると甘(あま)みがまし、さっぱりとした肉になるといいます。黒豚は一度に産む子どもの数がふつうの豚よりも少なく、大量生産に向いていません。また成長もおそいため、販売(はんばい)できるまでに時間もかかります。そのため、黒豚はふつうの豚肉よりも高い価格(かかく)がつけられます。それでも人気があり、全国で売られています。
鹿児島県の畜産業 黒豚
鹿児島県では、特産のさつまいもをエサとした黒豚(くろぶた)の飼育(しいく)がさかんです。年間およそ30万頭の出荷する黒ぶたの畜産(ちくさん)をしょうかいします。