ねらい

ドームふじは大昔からの地球環境の変化を知ることのできる貴重な観測拠点であることがわかる。

内容

日本の観測拠点、ドームふじです。南極の氷を掘って調査をするため、1994年に建設されました。ドームふじは昭和基地から1000キロメートル離れた内陸部にあります。標高は3810メートル、氷の厚さは3090メートルもあります。80万年にわたってとけることなく積もった氷です。1996年には、2500メートルの深さから氷が取り出されました。その氷から、32万年前から現在までの気温の変化や大きな火山の噴火など地球環境の歴史を知ることができるのです。

ドームふじ
日本の南極観測拠点ドームふじがある内陸部の氷の厚さは約3000m。その氷をボーリング調査することで、過去数十万年の地球環境の変化がわかります。