ねらい

氷期と間氷期が繰り返されることに地球の公転と自転が関わっていることがわかる。それにより太陽から受けるエネルギーも関わっていることに気づく。

内容

氷期と間氷期が繰り返されるのは地球の公転と自転が関係していると考えられています。地球が太陽の周りを一年かけてまわることを公転と言います。公転軌道は10万年周期で伸び縮みを繰り返しています。伸びた時が氷期です。公転軌道が長い楕円になると、太陽から遠くなり、地球が受けるエネルギーが少なくなります。また地球は傾いて、自転をしています。傾きの角度は22度から24度の間で4万年周期で変化します。緯度が高い地方は、傾きが小さいとエネルギーが少なくなり、平均気温が下がります。今から12万年前、公転軌道は楕円で、自転の傾きが小さく、地球はとても寒冷な氷期だったのです。

地球の公転と氷期の関係
氷期と間氷期の周期は、地球の公転軌道と自転の傾きの変化が関係していると考えられています。氷期は地球が太陽から受けるエネルギーが少ない時期です。