ねらい

映像の2万年前と現在の東京の様子から地球環境や人類の変化について深く考えることができる。

内容

北海道千歳市に、氷河時代にあたる2万年前の遺跡があります。遺跡からは、狩りに使った石器が見つかっています。槍の先に埋め込んで使われました。シベリアでも同じような石器が見つかっています。人々はこうした精巧な道具を使って、マンモスなどの動物を倒して生活していたのです。2万年前の遺跡は、日本列島の各地で発見されています。氷河時代の2万年前、東京はどんな様子だったのでしょうか。富士山は活発に活動しています。草原には針葉樹がまばらに生えています。すでに絶滅しているナウマンゾウがいました。トラやヘラジカなど、現在ではシベリアで生息している動物が日本でも暮らしていたのです。

2万年前の日本人
日本列島の各地で、2万年前の氷河時代の遺跡と石器が見つかっています。現在のシベリアのような環境のなかで、人々は狩りなどをして生活していました。