ねらい

米作りの大変さをその準備が冬から始まっていることから知る。堆肥などの米作りに適した土作りから田植えまでの作業の様子が分かる。

内容

米作りは、まだ寒い春先から始まります。2月から3月、農家は苗づくりを始めます。種もみを育苗箱にまいて、田植えのための苗を育てます。暖かいビニールハウスに置かれた育苗箱の中で、苗は芽をだして、ぐんぐん成長していきます。およそ1か月で、稲は10センチぐらいになります。田んぼでは土づくりが行なわれます。土に栄養を与えるために肥料をまきます。最近は、たい肥という昔ながらの肥料が見直されています。牛や豚のフンにワラを混ぜて、発酵させたものです。たい肥を田んぼにまくと、栄養分のあるやわらかい土になります。田植えをするまでに、じょうぶな苗と、しっかりとした田んぼの土を作らなければなりません。

苗づくりと土づくり
米作りの第一歩は苗づくりと土づくりです。田植え用の苗を育てるための種もみをまき、土に栄養分を与えるために田んぼに肥料をまく様子を紹介します。
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