ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

愛媛県(えひめけん)はみかんの生産量(せいさんりょう)が全国で2番目に多い県です。瀬戸内海(せとないかい)に面した愛媛県は、年間を通してあたたかく、雨が少ないちいきです。水はけのよい土地が多く、おいしいみかんをつくる環境(かんきょう)にめぐまれています。中でも八幡浜(やわたはま)市では、石をつみ上げた「だんだん畑」が広がり、およそ120年前からみかんを作っています。ここで作られるみかんは、しっかりしたあまさとほどよいすっぱさで、高級感のあるみかんとして知られています。地元では、おいしさのひみつは『三つの太陽』にあると言われています。 一つめは空からふりそそぐ太陽の光。二つめは海からてり返す太陽の光。三つめは石がきから反しゃする太陽の光です。この「三つの太陽」の光が、色づきと味わいのよいみかんを育てるといいます。とれたみかんは、ジュースやゼリーなどに加工され、全国へと出荷されています。

愛媛県の農業 みかん
愛媛県は全国で2番目にみかんの生産量が多い県です。日当たりと水はけのよい土地が多く、おいしいみかんが育ちます。
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