ねらい

アメリカでは実用化され色々な研究がされている遺伝子組み換え食品について知る。遺伝子組み換え食品が人々に与える影響について考えることができる。

内容

遺伝子組み換えをして育てた農作物と、その農作物を原料とする加工食品。これらを遺伝子組み換え食品といいます。遺伝子組み換え技術を使うことで、これまでにない全く新しい野菜ができます。例えば大豆を見てみましょう。雑草をとるために除草剤をまくと従来の大豆は枯れてしまいます。一方、こちらはバクテリアから取り出した、除草剤に強い遺伝子を組み込んだ大豆です。雑草だけが枯れて大豆は残ります。こうした技術を使うことで、少ない労力で大量の大豆を作ることができます。アメリカでは、すでに実用化され、大規模な大豆の栽培が始まっています。大豆以外にも、食べるだけで花粉症や貧血、高血圧などを予防できるコメの開発など、様々な研究が進められています。

遺伝子組み換え食品の可能性
遺伝子組み換え技術を使うことで、除草剤に強い大豆などこれまでにない全く新しい食品ができます。貧血や高血圧を予防するコメなども研究されています。