ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

瀬戸内海(せとないかい)に面した、四国の香川県(かがわけん)。「さぬきうどん」で知られる香川県は、日本一の「うどんの県」です。香川県の男性(だんせい)は一年間に310玉のうどんを食べるといいます。うどん店の数も日本一です。香川県にはうどん店がおよそ700軒(けん)あり、コンビニエンスストアの数より多いといわれています。またうどんの原料となる、小麦粉を使う量も日本一です。雨の少ない香川県では、昔から、乾燥(かんそう)に強い小麦のさいばいに力を入れてきました。うどんのめんをつくる職人(しょくにん)は、小麦粉で作った生地を足で何度もふみます。こうすることでコシの強いめんをつくることができるのです。最近では、さぬきうどんを目当てに、海外からの観光客(かんこうきゃく)がふえています。生地を作るところから体験するコースが人気です。さぬきうどんは香川県の観光にも一役買っています。

香川県 讃岐うどんの街
香川県はうどんの消費量全国一を誇ります。雨の少ない気候のため、小麦のさいばいに力を入れてきました。さぬきうどんを目当てに観光客もふえています。