ねらい

フランス革命、アメリカ独立宣言など、人権思想確立の歴史を学ぶ。また、その基本概念を押さえる。

内容

1789年、フランス革命の後に発布された「人権宣言」は、主権が国王ではなく国民にあることを宣言し、こう謳っています。「人は生まれながらに自由であり権利において平等である。」アメリカの「独立宣言」にも、人はみな平等で譲ることのできない権利が与えられていると記されています。基本的人権は、人類の長い苦労と試練の中で確立した権利なのです。第二次世界大戦後に制定された日本国憲法にも、基本的人権の尊重がはっきりと謳われています。第3章11条。「国民はすべての基本的人権の共有を妨げられない。」基本的人権は大きく4つに分けられます。自由に生きるための権利・自由権。等しく生きるための権利・平等権。人間らしく生きるための権利・社会権。人権を守るため政治に参加する権利・参政権です。

基本的人権とは
「基本的人権」の考え方は人類の長い苦難・試練の中で確立した権利です。自由権、社会権などに分けられます。