ねらい

「国民の自由・平等の保障のため契約を結んで作られた共同体が国家である」という社会契約論の意義を理解する。

内容

フランス革命の精神的な支柱となりその後の民主政治に大きな影響を与えたのが、ジャン=ジャック・ルソーです。ルソーは1712年、スイスのジュネーブで生まれました。そして、16歳でジュネーブを離れ、様々な仕事を経験した後、30歳でパリに移り住みました。パリでは、多くの啓蒙思想家が集まるカフェに顔を出し、モンテスキューやヴォルテール、ディドロなどの啓蒙思想家と知り合いました。この頃、ルソーは自然科学、教育など、様々な分野の論文を書いています。

ルソー-中学
ルソーの「社会契約論」はフランス革命にも、日本の明治時代の自由民権運動にも、多大の影響を与えました。