ねらい

「子どもの権利条約」、「国際人権規約」、「京都議定書」、「南極条約」など具体例を通して「条約」について理解する。

内容

これは、1951年、サンフランシスコで結ばれた日米安全保障条約の調印式の様子です。これは、1959年、アメリカや日本など、12カ国が南極に領土権を主張しないことを約束した「南極条約」の調印式の様子です。このように、国家と国家、国家と国際機関の間で、書面で交し合った合意事項を条約といいます。1997年、地球温暖化防止京都会議が開かれ、二酸化炭素の排出量を削減するための京都議定書が採択されました。この議定書も条約です。条約にはその内容によって、協約、規約、協定、議定書などの呼び名がつけられています。子どもの権利条約や国際人権規約などのように人権について定めた条約もあります。条約は、国際法の下で守らなければならない大切な取り決めです。

条約-中学
国家と国家、国家と国際機関の間の合意事項を「条約」と言います。「子どもの権利条約」などは条約です。
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