ねらい

為替に関する基本的な概念について学習する。他の経済事項とあわせ総合的に理解する。

内容

為替とは、大金を持ち運ぶことを避けるために、小切手や手形を使ってお金のやり取りをするための仕組みです。小切手は、金額を書くだけで、現金と同じ様に使える有価証券です。小切手を銀行に持って行けば、銀行が小切手を書いた人の口座から、書かれた金額を支払います。江戸時代には手形とよばれる有価証券が使われていました。手形の仕組みは世界的に見ても、当時としてはかなり発達した送金システムで、現在でも使われています。為替による取引は、輸出入の決済にも使われます。外国為替とよばれています。外国為替は、それぞれの国の通貨の価値が違うので、決済の仲介には銀行があたります。その時の交換比率を、外国為替相場、あるいは為替レートといいます。

為替 小切手
為替とは、小切手や手形によってお金のやり取りをする仕組みです。その歴史を踏まえてどういうものか理解しましょう。
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