ねらい

日本銀行の三つの役割を考察する。「公定歩合」もあわせ視聴し理解する。

内容

資本主義の国々には、中央銀行と呼ばれる特別の働きをする銀行があります。日本の中央銀行は日本銀行です。日本銀行の役割を見てみましょう。第一は、発券銀行としての役割です。日本銀行は、経済の流れを見ながら紙幣を発行し、お金の量を調整しているのです。第二は政府の銀行としての役割です。また、政府の財産の管理も行っています。第三の役割は銀行の銀行としての役割です。一般の企業や個人との取引は行わず、銀行を中心にした金融機関とだけ取引をします。日本銀行が一般の銀行にお金を貸し出す時の利子率を公定歩合といいます。公定歩合を調整することによって、日本銀行は、日本の経済の流れをコントロールしています。

日本銀行
日本銀行は中央銀行という一国にとって非常に重要な銀行です。どのような役割を果たしているのか考えましょう。