ねらい

小選挙区制等々、どのような選挙制度を採用するかということは極めて重要な問題であることを理解する。

内容

日本では、「公職選挙法」が定められています。選挙権年齢は満20歳に定められてきましたが、2016年6月以降、満18歳に引き下げられました。衆議院議員の選挙では「小選挙区比例代表並立制」が採られています。「小選挙区制」と「比例代表制」を組み合わせたものです。「小選挙区比例代表並立制」では、有権者は「小選挙区制」で候補者の名前を書き、国を11のブロックに分けて行う「比例代表制」で、政党の名前を書きます。参議院議員の選挙では、有権者は原則的に、都道府県を一単位とする「選挙区制」で、それぞれ1人から6人の代表を選びます。ただし、2015年に定数が是正され、一部で2つの県を単位とする合区ができました。そして、全国を一つの単位とした「比例代表制」では、政党名を書きます。三年ごとに定数の半分ずつが改選されます。

国会議員の選挙
主権者である国民の意思を政治に反映させるのが選挙です。従って、どのような選挙を行うかは非常に重要です。