ねらい

日本で初はじめて女性の参政権が認められたことがわかる。

内容

1890年、明治23年、初めて国民の代表が選挙によって選ばれました。しかし、選挙で投票したり、立候補したりする権利「参政権」があったのは、たくさんの税金を納めた男性だけでした。その後、女性にも参政権をという運動が続けられました。しかし、女性の参政権は長く認められませんでした。女性に初めて参政権が認められたのは太平洋戦争が終わった1945年のことです。戦後初めての総選挙に向けて女性の政治への参加が呼びかけられました。婦人参政権は、戦争という大きな犠牲を払ってもらったことになりますから、大事にしなければなりません。参政権をうまく使えば、食糧の配給も良くなりますし、婦人の地位も必ず高くなります。1946年に行われた総選挙の様子です。この選挙で39人の女性国会議員が誕生しました。明治時代から続けられてきた、女性たちの参政権を求める運動の成果がようやく実ったのです。

女性参政権
1890年、明治23年、初めて国民の代表が選挙によって選ばれました。しかし選挙で投票したり立候補したりする権利があったのはたくさんの税金を納めた男性だけでした。
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