ねらい

社会保障制度の社会保険について説明します。

内容

社会保障制度とは、けがや病気、失業など、やむを得ない理由で生活が不安定になったときに、国が生活を保障する制度です。日本の社会保障制度は「社会保険」、「公的扶助」、「社会福祉」、「公衆衛生」の4つの柱からなります。このうちの社会保険についてみてみます。社会保険には、次の5つの種類があります。『医療保険』は病気、けがなどに備えるものです。保険証を持っていれば、全国どこでも国が医療費の一部を負担してくれます。『年金保険』は、年をとったときや障害を負った時などに現金の給付を受ける仕組みです。『介護保険』は、高齢になり介護が必要になった時に備えるものです。40歳以上が保険料を支払います。『雇用保険』は、失業したときや介護・育児などで仕事ができない時に現金の給付を受ける仕組みです。『労災保険』は、仕事や通勤の最中にケガや障害を負った場合、本人や遺族などが現金の給付を受ける仕組みです。

社会保障-社会保険
社会保障制度の社会保険について説明します。