ねらい

産業や地形条件から見て、特色のある地域の人々の生活を調べる。

内容

日本海に面した福井県の沖合いは暖かい潮の流れと、冷たい潮の流れがぶつかる豊かな漁場です。港の市場には、一年を通してさまざまな魚が並びます。この魚は「若狭ぐじ」とよばれるアマダイ。こちらはトラフグ。そして、福井県の冬の味覚の王様、越前ガニです。12月下旬。身がたっぷりつまった越前ガニがたくさんとれ、港は活気付きます。しかし最近、この豊かな漁場に深刻な問題が発生しています。巨大クラゲの大量発生です。この巨大クラゲ、大きいものだと傘の直径が1メートルを超えます。秋ごろから増え始め、多いときには、一日2000~3000匹もの巨大クラゲが出現します。魚をとるために仕掛けていた網が、巨大クラゲの重みで破れてしまうなどの被害がでています。巨大クラゲの被害は全国に広がり、漁師さんたちはその対策に頭を悩ませています。

福井県の漁業
福井県の沖合いは暖かい潮の流れと、冷たい潮の流れがぶつかる豊かな漁場です。しかし、最近この豊かな漁場に「巨大くらげ」が大量発生し、その対策に頭を悩ませています。