ねらい

各地の産業の特色を知り、地理的条件との関連やほかの地域との関わりを考える。

内容

九州地方は、第1次産業と第3次産業の比率が高く、南北で大きな差があり、北九州は商工業が盛んで大都市が発達しています。第1次産業では南に行く程農業や牧畜業が盛んで、北部は水田、南部は畑作が多く、特にミカン、野菜、パイナップルなどは高評価です。林業では日田、小国などの杉が知られています。第2次産業では、北九州の工業地域をはじめ、大分臨海工業地域があり、近年では多くの県にテクノポリスが建設され、九州はシリコンアイランドとも呼ばれています。大都市は北部九州にあり人口が多く、第3次産業では福岡県の割合が高く、福岡一極集中ともいわれます。また九州は、西表、阿蘇など5つの国立公園や歴史遺跡などの観光資源があります。本州と九州は、関門橋や関門トンネルで結ばれ、九州新幹線が部分的に開通し、九州自動車道などの高速道路も整備されつつあります。空の交通では、各県に空港があり、国内やアジア各地と結ばれています。

九州地方の産業と交通
九州は地域によって産業の様子が大きく違い、農業が盛んな地域もありますが、商業は福岡に集中しています。
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