ねらい

地方都市と外国との交流、交易について学び、海外との窓口が多様化している事を知る。

内容

韓国や中国に近い福岡県は、古くから中国大陸や朝鮮半島との交流の窓口でした。博多湾に浮かぶ志賀島から出土した金印は、西暦57年、中国の後漢の光武帝から奴国(なこく)に贈られたと考えられています。九州の空の玄関口、福岡空港です。1980年代以降、アジア各地を結ぶ国際線の数が増えました。年間の乗降者数は2100万人を超え、全国で4番目です。また、博多港と韓国のプサン港は定期船で結ばれ、片道およそ3時間で行き来することができます。最近では、中国から大型のクルーズ船がやってくる回数も増えました。アジアからの観光客は年々増加しています。福岡県は、場所と歴史の特性をいかした各国との交流にますます力を入れています。

福岡県とアジア
古くから中国や朝鮮、東南アジアなどとの交流が深かった福岡県は、現在でもアジアとのネットワークの中心となっています。