ねらい

各地方の自然的な特色について知り、それがどんな文化を生み出しているかに関心を持つ。

内容

瀬戸内海をはさみ日本海側を中国地方、太平洋側を四国地方といいます。中国地方は日本の総面積のおよそ8%を占め、人口は742万。中央に中国山地があります。1000メートル前後の山並みが東西に連なります。中国山地の北側を「山陰」、南側を「山陽」といいます。日本海に面する山陰は、北西からの季節風の影響で冬に雨や雪が多く降ります。次に四国地方です。四国地方は日本の総面積のおよそ5%を占め、人口は387万。中央には四国山地。険しい山が多いのが特徴です。四国山地の南側を 「南四国」といいます。黒潮の影響を受けるため一年を通して温暖です。南東からの季節風や、台風などの影響で降水量が多く、暴風や大雨の被害がたびたびおきます。今度は、「瀬戸内」。一年を通して降水量が少ないことが特徴です。季節風を中国山地と四国山地が遮るからです。水不足に悩まされることもありため池をつくり農業用水をまかなっています。

中国・四国地方の自然
本州の西部、中国地方と、瀬戸内海を挟んだ四国地方の自然環境について説明します。
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