ねらい

各地方の自然的な特色について知り、それがどんな文化を生み出しているかに関心を持つ。

内容

四国の南側半分を占めている高知県。高知県は、東西方向に山並みが幾重にも並び、面積の80%を山地が占めています。そして北風をさえぎる四国山地と、南の海岸を流れる黒潮のため、海岸部は温暖です。全長196キロメートル、四国で一番長い川である四万十川は、著しい蛇行を見せながら、300以上もの支流を集めて土佐湾へ注いでいます。この川の流域には豊かな自然が残っており、野鳥やアユなどの魚が沢山います。この清流を保ち続けてきたのは森です。梅雨や台風の季節には大量の雨が降り、それが森の木々を育みます。このため山間部には、スギやヒノキも多く育ち、林業も盛んです。また、水量豊かな川にはいくつものダムが作られ、高知県は「四国の水がめ」と呼ばれています。

高知県の自然
温暖な気候の高知県は面積の多くを産地が占めています。豊かな森や川があります。
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