ねらい

各地の中心都市とその主要な産業について知り、その地域で果たしている役割を考える。

内容

大阪の中心部である、大阪市の中之島、梅田一帯は、大企業のオフィスが集中する、巨大なビジネス街となっています。大阪は、江戸時代には「天下の台所」と呼ばれ、日本の経済の中心地でした。そして明治時代以降も、古くから日本経済を力強くリードしてきたのです。阪神工業地帯の中核をなす大阪は、人口増加が進み、都市化していきました。その都市形成を具体的に導いたのは、交通網の発達でした。高速自動車道が大阪と各地を結び、鉄道も、早い時期からいくつもの私鉄が多数の路線を延ばしてきました。そして、鉄道沿線には、ベッドタウンや工業地域などが次々に作られていったのです。千里丘陵に建設された日本初のニュータウン、千里ニュータウンは、大阪が巨大都市に変貌したことを印象づけた存在です。1994年には、関西国際空港も開港し、世界との玄関口にもなりました。

西日本の中心・大阪府
江戸時代には日本経済の中心だった大阪は現在も商工業や交通の西の中心として発展しています。
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