ねらい

石器時代の道具から、当時のくらしを考える

内容

ヒトの祖先は、石を打ちかいて「打製石器」を作り、木の実や植物を採集したり、動物を捕らえたりして食料にしていました。「石斧(せきふ)」は、動物を殺したり解体したり、あるいは木を切ることに使ったと考えられています。直接手で握ったり、短い柄をつけたりして使いました。「ナイフ形石器」は、包丁のように肉や皮を切るために使ったと考えられています。「尖頭器(せんとうき)」は、木の棒に取り付けて槍として使いました。狩りを行う時の中心的な道具です。小さく薄く作った「細石刃(さいせきじん)」を、木や骨に埋め込んだものが、「細石器(さいせっき)」です。このまま獲物に向かって投げつけたり、槍として使ったりしました。

石器
大昔に使われていた石器の種類を紹介します
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